こんにちは、良盤ディスクです。この度、栃木県小山市のお客様よりBABYMETAL『LIVE AT BUDOKAN “BUDO-CAN”- THE ONE – LIMITED BOX』をお譲りいただきました。ありがとうございます！
「LEGEND」、封印へ
つい先日も当ブログでお伝えしましたが、衝撃のニュースが世界を駆け巡りました。
日本が世界に誇る２人組メタルダンスユニット、BABYMETALが結成10周年イヤーのフィナーレとなる10月10日をもって「LEGEND＝ライブ」を封印する――。
つまりはライブ活動の休止。「封印が解かれる」＝再開がいつになるかは神のみぞ知る、ということ。
2020年10月10日からスタートした10周年イヤーは、とてつもない活動量と高いクオリティを保ちながら、圧倒的なスピード感で過ぎていきました。それは紅白への初登場や初のベストアルバム、初のライブヒストリーブックの刊行決定などなど「初」ばかり。
何より圧巻の「初」は、ユニット史上初の日本武道館10公演の単独ライブ「10 BABYMETAL BUDOKAN」でした。何しろわずか３か月で10公演です。
初めてのこと、今までやっていなかったことを消失点のその先へ――みたいなスピードで駆け抜けたのは、つまりはこういうことだったのか、と今になって思います。
2014年、初の武道館ライブ
「10 BABYMETAL BUDOKAN」を目撃し、封印のニュースを耳にした人の中で、2014年のライブを思い起こした人も多かったはず。
そう、ユニット初の武道館ライブ２デイズ「赤い夜 LEGEND“巨大コルセット祭り”～天下一メタル武道会ファイナル～」と「黒い夜 LEGEND“DOOMSDAY” ～召喚の儀～です。
１日目のある出来事がいまだ鮮烈な印象を残しています。アリーナにしつらえられた魔法陣のステージ上、ノンストップで披露された全13曲だったのですが、最終盤の「ヘドバンギャー!!」YUIMETALがステージから落ちたのです。
ステージの高さは約２メートル。騒然となりましたが次の曲で彼女はステージに無事戻りました。大事に至らなかったことに胸をなでおろしがら熱狂するという、ちょっと経験したことのない空気が武道館に満ちたことを憶えています。
その空気に支配されながら、「BABYMETALはこれが頂点じゃない。もっともっとデカくなるはずだ」とも思ったことも。
・『LIVE AT BUDOKAN “BUDO-CAN”-THE ONE – LIMITED BOX』
今となっては海外進出前夜の「伝説」、とさえ言えるこの武道館ライブ２デイズは2015年に『LIVE AT BUDOKAN ～RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE～』として映像作品化されました。
その中でも、この度ご紹介するメンバーズサイト「- THE ONE -」の会員限定で数量限定販売された『LIVE AT BUDOKAN “BUDO-CAN”-THE ONE – LIMITED BOX』は缶入り（つまり武道缶！）でコルセットにキーホルダーが付属し、大変貴重なアイテムとなっています。
最後に
「LEGEND」の「封印」まであと２か月となりました。この機会に2014年の「LEGEND」をあらためて見つめなおし、10年間の「METAL RESISTANCE」に思いを深めたいものです。
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