茨城県つくば市のお客様から『組曲ドラゴンクエストⅡ悪霊の神々』を宅配買取でお譲りいただきました！良盤ディスクのご利用ありがとうございました。
誰もが知っている”すぎやまこういち先生”の代表アルバムをあらためて聴いてみたいと思います。
組曲ドラゴンクエストⅡは贅沢なアルバム
本作品は弦楽合奏団＋シンセサイザー版、オリジナルサウンドトラックの2部構成です。
作曲、指揮はすぎやまこういち、演奏はNHK交響楽団の選抜メンバーで構成された「東京弦楽合奏団」、コンサートマスターは徳永二男氏でした。
シンセサイザー好きにもたまらないアルバムとなっていますが、唯一不満があるとすれば自宅で演奏と録音をするほど思い入れがあった「聖なるほこら」が収録されていないことです。
ゲームサウンドは必ずシーン（場面）とセットになって作り上げられ、利き手の記憶に残るものです。例えばそれが心を動かされたシーンであればより強く印象に残りやすいでしょう。
ゲームとしても完成度の高かった、ドラゴンクエストⅡ（略してドラクエⅡ）のBGMの素晴らしさは誰もが知っていることだと思います。ゆえに遊んだことがあれば記憶に残ったシーン、あるいは繰り返し体験したダンジョンのBGMなどは脳内で再生されるほど記憶に強く刻まれている方も多数いらっしゃるでしょう。
私はゲーム好きであり、ゲームミュージック好きでもあるので、本作品のような構成のアルバムは大好物なのです。
本アルバムも自分の部屋に飾るくらい大好きなのです。
ドラクエの音楽の特徴
多くのゲームBGMはデータ制限や音源の制約から、とてもシンプルな曲構成になっております。
シンプルすぎると耳に残らないのですが、すぎやま先生の作る曲はゲームの邪魔にならず、いつでも口ずさめる印象のあるメロディなのです。
というのもドラクエの音楽は、どれも非常に幅広い曲調で製作されています。
それもそのはずで、どのシリーズの主人公も様々な場所を冒険しつつも数多くの印象的なイベントに遭遇するからです。
特に顕著なのはB面のオリジナル音源だと思います。
オリジナル音源は聴いているだけで、ドラゴンクエストⅡをプレイしているかのような感覚になります。
様々なシーンが蘇り最後は感動のエンディングを迎えることになります・・・。なんてお得なサントラなのでしょうか！？
ちなみにおまけとしてゲームタイトルのアイロンプリントシールが同梱されてました。
どこに貼ったか記憶に無いのですが、手にした時の喜びだけは覚えております。
最後に…
今回あらためてドラクエⅡのアルバムを聴きながら紹介させていただきました。正直ドンピシャ世代でしたので様々な思い出がよぎりました。
ゲームの内容もそうですが、ドラクエⅡの音楽を演奏録音した思い出も多数蘇ってきました。
ドラゴンクエストといえば欠かせない、すぎやま先生は2021年に亡くなってしまいました。ですがドラクエの名曲たちを音源やCMで耳にする機会は多いと思っております。
彼はモーツァルトやベートーベンのような音楽史に名を残す偉大な存在として語り継がれてゆくものだと、本気で思っております。
そんな敬愛する作曲者様の音楽と過ごせるのは仕事でもありながら、大変幸せな時間でした！またいずれ機会があればゲームミュージックのLPを紹介してゆきたいと思います。
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