KISSのベーシスト ” ジーン・シモンズ ” のソロ・アルバム『Gene Simmons（LPレコード）』を埼玉県日高市のお客様から宅配買取でお譲りいただきました。
1978年にKISSの4人のメンバーが同時にソロアルバムを発売したのですが、その中の1枚「Gene Simmons」をご紹介します。
ジーン・シモンズのソロアルバムはレア
ジーン・シモンズはKISS結成時からのメンバーで、もうひとりのオリジナルメンバー ” ポール・スタンレー ” とともにKISSを牽引してきたベースプレーヤーです。
なお4枚のソロアルバムを同時に出したKISSですが、一番販売枚数が多かったのはギタリストのポール・スタンレーでした。ですので私もポール・スタンレーは聴いたことがありましたが、ジーン・シモンズは初視聴です。
なんと、ジーン・シモンズの長いアーティスト人生でソロアルバムは本作を含め2枚しかございません。
ジーン・シモンズの初ソロ作品である本作はゲストミュージシャンに、豪華なアーティストが参加し話題になりました。
例えばエアロスミスの ” ジョー・ペリー “、チープ・トリックチープ・トリックの ” リック・ニールセン ” さらに” ボブ・シーガー” や” ドナ・サマー “を迎えており、まさに多様な曲調を味わえる作品です。
収録曲
- レイディオアクティヴ RADIOACTIVE
- 熱狂 BURNING UP WITH FEVER
- 今宵のお前 SEE YOU TONITE
- 愛のトンネル TUNNEL OF LOVE
- 告白 TRUE CONFESSIONS
- 罪 LIVING IN SIN
- お前のそばに～ ALWAYS NEAR YOU/NOWHERE TO HIDE
- 千の顔を持つ男 MAN OF 1,000 FACES
- ミスター・メイク MR. MAKE BELIEVE
- 悪夢の出来事 SEE YOU IN YOUR DREAMS
- 星に願いを WHEN YOU WISH UPON A STAR
注目すべきナンバーとしては、ポップなビートルズ風の曲が複数見受けられることが挙げられます。
特に3曲目の「今宵のお前 」はポップな曲の1つでした。ジーン・シモンズとカントリー風が結びついていなかったので大変驚きつつも、大好きになりました。
また9曲目の「ミスター・メイク」はよりポップな曲調に仕上がっていて、これもKISSとは正反対のサウンドでしたので衝撃的でした。ジーン・シモンズの音楽性の広さに感心してしまいました。
最終曲はジャケットの口から血を流す悪魔のイメージからは想像できないディズニー映画曲で、驚きしかありませんでした。
ハードロック曲がもっと多いのかと思いましたが、ジーン・シモンズの幅広い音楽への愛を知ることができる、そんなアルバムでした。
ジーン・シモンズはベースの演奏も素晴らしいのですが、コンポーサーとしての能力もとても高くKISSの名曲の多くを作曲しています。普段の作曲の幅広さの歴史を知ることができる、そんなアルバムでもありました。
最後に…
素敵な作品を良盤ディスクまでお売りいただき誠にありがとうございました。今回紹介しましたようなKISS関連レコードの買取も良盤ディスクでは強化中です。当店でのアナログレコードの買取実績。買取価格表は下記ページよりご覧ください。
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