1985年６月に歌手としてデビュー。同年11月よりスタートした『スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説』で二代目・麻宮サキ役がブレイクし、一躍当時のトップアイドルへと躍り出た南野陽子さんの各種グッズをまとめてお譲りいただきました！
フジテレビの『スケバン刑事』シリーズの製作は東映、アクションには大野剣友会という座組は、実は『仮面ライダー』シリーズと同じでもあります。撮影開始時の南野は腕立て伏せのシーンですらワイヤーで吊ってもらうほど運動は苦手だった彼女は、劇場版では自ら希望してほとんどのシーンをスタントなしで演じ切ったとのこと。大野剣友会の岡田勝（現：同会代表）は、その成長ぶりに目を見張り、１号ライダーである藤岡弘。になぞらえ、必ず大成すると語ったとのことです。
月日は巡り、最新作である（記事執筆時2024年２月）『仮面ライダーガッチャード』にて、主人公の母親役で出演されているのは感慨深いものがありますね。いっそカワサキのバイクを乗り回し、ヨーヨーを武器にするライダーに変身してほしいところです。
『スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説』グッズ
ムック「映画スケバン刑事写真集・愛のセーラー服戦士」（発行：バンダイ）のカメラマン高瀬ゆうじは、玩具やガンプラのメーカーの商品写真などの撮影で有名ですね。当時バンダイが出版していた模型誌「B-CLUB」は、特撮番組なども扱っており、『スケバン刑事』シリーズの取材記事も掲載されていました。
映画『はいからさんが通る』関連グッズ
大和和紀原作による1975年から1977年にかけて連載された少女漫画の実写映画です。1978年にはテレビアニメ化、また、2017年と2018年に前後編で劇場映画化もされました。本作は阿部寛の俳優デビュー作でもありました。パンフの様子が初々しいですね（顔の濃さは変わらずですが……）。
ちなみに自分の高校の時の修学旅行は大阪・京都は班行動だったのですが、別のクラスの班が京都で本作のロケに遭遇しています。その時の様子を撮った写真が学年どころか全校に焼き増しされて出回っていました。
レコード
映画版『スケバン刑事』の主題歌にもなった６枚目『楽園のDoor』以降、オリコン１位の常連となっています。９枚目でチョコレートのCMソングにもなった『秋のIndication』『はいからさんが通る』そしてカネボウのイメージソング『吐息でネット。』はタイアップソングというのもありますが、やはり耳にする機会は多かったですね。
『吐息でネット。』は大型ジャケットで下敷きやポストカード、パスケースカードなどが付属する限定盤もお譲りいただいています。
上記のほかにもレタリング付きのカセットインデックスや各種掲載誌、映画『菩提樹 リンデンバウム』のパネル時計、主演映画収録のLDなどなど、多数お譲りいただきました。個人的には昭和の終わりより一足早い1987年末に終焉を迎えたアイドル雑誌「平凡」最終号が懐古オタクとして興味深かったりします。もう折り込みのベスト110シールだけで感動しちゃいました。アイドル雑誌は当時の世相を映す鏡にも見えますね。
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